deepikaでは カウンセリング時お客様に詳しくお話しを伺い、体質に合わせたトリートメント、
アドバイスをさせていただきます。ここでご紹介するピッタの性質はまだまだほんの一部です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
火と水の性質・Pitta(ピッタ)
ピッタは5大元素の中の「火」「水」の元素から成り、
『変換のエネルギー』を持ちます。
消化・代謝に関連し、
様々なものを形に変える変換の作用をもつドーシャです。
燃え上がる炎のような火のエネルギーと、火の力を調整する水のエネルギーを合わせ持ち、
自らの熱であらゆるものに形を変え、吸収していく力が非常に強い性質であり、
微油(little oily)・軽(light by weight)・浸透(penetrating)・熱(hot)・流動(flowing)・液状(liquid)という特徴を持っています。
ーピッタの基本性質ー
ピッタの身体的な特徴は、
中肉中背で均等のとれた標準的な体型でスタイルの良い人が多い。
首・肩・腰にかけてのラインもなだらか。
顔がシャープで尖った顎。目が鋭い。充血気味。唇や舌の血色がよく赤っぽい。
体温が高い。肌はしっとりと艶があり、血色がよく赤みのある肌色。
すぐに日焼けしやすい。そばかすやホクロが多くあり発疹(ニキビなど)しやすい。
髪質は細く柔らかく赤みがかっている。若いうちからの薄毛・白髪。
関節が柔らかく外れやすい。熱さに弱い。季節を問わず汗をかきやすい。などなど・・・
ピッタの心理的特徴・行動は、
情熱的で自信家・野心家。知性・理解力・推理力・分析力が高い。
正確で理論的・計画性がある。勇敢で不安や心配・恐怖などのストレス耐性に強い。
判断力もあるためリーダーに適している。消化力が高いため食欲旺盛。
正確ではっきりとした話し方。頑固。怒りっぽく批判的な感情が強い。
競争心・闘争心など勝つことへの執着が強い。嫉妬深い。
外見を飾るのが好き。見栄っ張り。
ストレスを感じると自分にも他人にも厳しい。などなど・・・
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ー知的で情熱的・燃える火のように熱くリーダー気質のピッタ体質ー
鋭い集中力をもち、力強い信念をもつピッタ体質。
知性が高く・自信や野心があり、目的や目標達成に向かって 真剣に取り組み、果たす力を持っています。
完璧主義で、行動や話に無駄がなく、情報を素早くつかみ分析する能力も非常に高いです。
闘志や怒りの感情を我慢できず、イライラしたり・怒りっぽくなったり・批判的な意見を口に出すこともあります。
嫉妬深い・頑固・負けず嫌いな面があります。
ーピッタの働きー
ピッタの基本的な働きとしては「消化」・「変換」・「代謝」が挙げられます。
激しい熱をもつ火が身体中の新陳代謝、造血機能、体温の維持、消化・吸収や、
視覚・感覚・思考・記憶などの精神的な経験を認識・識別するための変換作業・理解吸収にも関わります。
ピッタのバランスが良い状態のときは、
ピッタの燃え上がる炎がゆっくりと安定するように、明るく情熱的で 自信に満ち溢れ、
体温調節、新陳代謝、消化、栄養素の分解、吸収、酵素・ホルモンの分泌などが正常に行われ、
火の持つ消化の力が強く働きます。
ピッタのバランスが崩れると、
胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの消化器系疾患、皮膚疾患、下痢、
抜け毛や白髪、発熱、目の充血、視力の悪化などを引き起こす原因となります。
主に小腸・臍周り、肝臓、心臓、胃、汗、リンパ液・ホルモン、
血液、血しょう、目、皮膚などがピッタの影響を受けやすくなっています。
ーピッタに良いこと・悪いことー
ピッタ体質は火と水の元素から成り立っていますが、火の性質が優勢で消化の力が強いため、
胃酸過多で胸やけしやすくなったり、異常に汗をかいたり、身体のほてり、目・皮膚などの炎症を感じる方が多いです。
もともと食欲旺盛で消化・代謝の力が優れているピッタ体質は、
ピッタを過剰に増やしすぎない食事を心がけましょう。
競争心をあおる運動は避け、
水泳やジョギング、登山など自分のペースで行える運動が向いています。
体に熱を溜めやすいため、熱いお風呂や長時間のサウナは避け、
ぬるめの半身浴でゆっくりと入浴し、夏場はシャワーのみでも充分です。
酸味のある果物、塩分の強いバターやチーズ、辛味野菜(生たまねぎ・にんにく・唐辛子・ネギ類など)、ナッツ類、赤身肉、大量の香辛料などの塩分の強いもの・刺激が強いものはなるべく控えて、
熟した甘い果物、甘味苦みのある野菜(アスパラ・ブロッコリー・芽キャベツ・セロリなど)、豆腐・豆類(小豆・きな粉・大豆など)、鶏肉、白身魚、乳製品などの熱性を抑えるものが体に良いとされています。
「火」の性質のピッタは、
何事にも熱く・一生懸命に取り組む能力が高いので、人よりも頑張りすぎてしまうことがあります。
そのパワフルさが過剰に働いてしまうとピッタのバランスが崩れて興奮状態から抜け出せません。
お仕事も家事も たまには力を抜いて、クールダウンする。
負けず嫌いとか 完璧にこなすとか たまには少しお休みして、何にも計画立てずにのんびりすることを楽しんだり、
落ち着いて心穏やかに過ごせる時間や友人を大切にしましょう。